人生が少し変わる名著三選純文学 現大学生が紹介【さぶれ】
こんにちは、さぶれです。現役大学生として今回は自分史に残る名著をご紹介させていただきます。
純文学とは
そもそも純文学とは何なのか、それは明確に定義されていません。
簡単に言うと娯楽性より芸術性が評価されている作品です。
そもそもジャンル分けは便宜上に作られただけなのであまり気にしない方が良いかと思いす。
『こころ』 夏目漱石
日本人なら知らない人はいないと言っても過言ではなくなるぐらいの作家さんです。
数々の名著を残してきた夏目先生の代表作の一つです。
教科書にも載っていて一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
当時では気づけなかった魅力が再読すればでてくるかもしれません。
そして私と先生が出会う場所が鎌倉なんです。
鎌倉在住大学生としては、それだけでも読み返す動機になります(笑)
結末を覚えてる方も覚えていない方も、ぜひ読み返してみては!
『遮光』 中村文則
少し前に話題になった『火花』の作者、又吉さんが一押しする作品です。
作品の詳細はネタバレになってしまうので省きます。
この作品は人間の陰鬱さが滲み出てくるような作品です。
人間誰しも問題を抱えています。それを直視できない自分もいると思います。
そんな人間の心の弱さを吐き気がするぐらい気味悪い心情描写で表現しています。
中村先生も仰っていましたが万人受けはしない作品です。
悲しい物語に浸りたい人におすすめします。
『三日間の幸福』 三秋縋
「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」
これがこの本の原題です。
この本を読了し終えた前と後では時間のありがたみが全然違うものになるかと思います。時は金なりとはいいますが、時間を持て余していた自分の怠惰な生活に鞭を打ちたくなります(笑)
余命がはっきりしているが健康体の若者が何をするのか、それがこの作品の好奇心をそそる一端だと思います。
現在大学生の私が高校生の時に読んだ本ですので、過大評価しすぎているかもしれませんが私にとって大事な本の一つです。
興味がございましたら読んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は三つの本を紹介させていただきました。
内容を話していないので紹介というよりは、感想を友人に話している感覚でした。
全体的に悲しい話にはなってしまいましたが、結末がハッピーエンドかバットエンドかは読んでからのお楽しみということで!
皆様の良き読書ライフを祈っております。